2017年7月10日 星期一

"I don't know" だけじゃない!「わからない」を伝える英語表現

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英語ネイティブでない日本人にとって、英語で会話をしている最中は「わからない」の連続ですね。では、英語で「わからない」と言いたいとき、皆さんはどんなフレーズをよく使いますか? 英語初心者の方がまず思い付くのは、中学校で習った定番のフレーズ "I don't know" や "I don't understand" ではないでしょうか。
もちろんこの2つのフレーズでも「わからない」という意志を相手に伝えることはできます。ただ、それだけでは微妙なニュアンスの違いまでを伝えることができません
そこで今回は、英語初心者がよく表現に困りがちな4つのシチュエーションをピックアップし、「わからない」と伝えられる様々な英語フレーズを紹介します。最後まで読み終えた頃には "I don't know" や "I don't understand" だけから卒業して、よりスムーズな会話を楽しむことができるようになりますよ。

聞き取れずにわからないとき

英語で会話をしていると、相手の言っている単語やフレーズを聞き取れたとしても、その意味がわからないことがありますね。
英語初心者だけでなく、英語上級者でもよくあります。例えば、病院に行ったときなどの専門用語が飛び交うシチュエーションです。あるいは、海外に行ったときに、その土地特有の言い回しや、歴史的・文化的背景を知らないと理解できないこともあります。そんなときはシンプルに "What is 〜?" を使って、知らない単語そのものの意味を直接聞いてしまうこともできるでしょう。
では、もし相手の言った単語そのものが聞き取れなかった場合はどうしましょう。そんなときは "I don't know" のあとに少しフレーズを付け足したり、別の言い回しを使うことで対応できます。

I don't know the word you just told me.
あなたがたった今言った言葉を知りません(わかりません)。
I couldn't catch what you said.
あなたがなんと言ったか聞き取れませんでした。

なお、 "I don't understand〜" は単語の意味がわからないときよりも、文章を理解できなかったときに使うことのほうが多いので、あわせて覚えておきましょう。

質問に対する答えがわからないとき

次は相手の質問に対して、英語でどうやって答えたらいいのかわからないときの表現方法です。これも "I don't know" にフレーズを付け足すことで上手に対応できます。

I don't know what to say in English.
英語でなんて言っていいかわかりません。
I don't know how to explain it in English.
英語でどうやって説明したらいいかわかりません。

他にも、例えば職場に電話がかかってきて、「同僚の加藤さんが何時に戻ってくるか」と聞かれたものの、戻り時間が分からないといったときには、

I don't know what time Kato comes back to the office today.
もしくは 
I have no idea what time Kato comes back to the office today.
(どちらも「加藤さんが本日、何時にオフィスに戻ってくるか分かりません」の意)

といったように答えることができます。
ただし "I have no idea" という言い回しには「まったくわからない」「見当も付かない」といった少しぶっきらぼうなニュアンスが含まれているので注意が必要です。相手が社内の人間の場合に限るなど、使うべきシーンは選ばなければいけませんね。

ものの区別が付かず、どちらかわからないとき

では次に、双子の姉妹EmmaとOliviaの区別が付かず、「どっちがどっちかわからない」と言いたいときなどにはどうやって表現すれば良いでしょう。
"I don't know which Emma is. (どちらがEmmaか知りません)" と言えなくもありませんが、これだと「区別が付かない」というニュアンスは含まれず、「Emmaのこと自体を知らない」ととらえられてしまうかもしれません。
そのため、「区別が付かない」ときは、 "tell" を使って「わからない」を表現します。 "tell" といえば「話す」「教える」「伝える」といった意味が一般的ですが、それ以外にも「わかる」「判断できる」といった意味を持っているのです。

I can't tell which is which.
私にはどっちがどっちかわからない。
I can't tell which Emma is.
私にはどちらがEmmaかわからない。

それ以外にも主語を「私」や「彼」ではなく "it" にすることもできます。

It was difficult to tell if he's joking or not.
彼が冗談を言っていたのかわかりにくかった。
It's hard to tell if the movie is based on actual events or not.
その映画が実際の出来事に基づいて作られたのかどうかわかりにくい。

発言の意味は分かるが、理解はできないとき

最後は、発言が聞き取れなかったり、その言葉の意味がわからないわけではないけれど、心情として理解はできないといったときの表現方法です。
例えば、毎日遅刻してくる職場の部下の言い訳に対しては "make sense" を使って、以下のように伝えることができます。

It doesn't make sense why you are late everyday.
(そんな言い訳では)何で毎日遅刻してくるのかわかりません。

"make sense" を使った表現としては、それ以外にもこんな表現があります。

It doesn't make sense to me.
私にはわかりません。
It doesn't make sense why it hasn't happened yet.
どうしてそれが未だに起こっていないのかわかりません。

"make sense" は英会話学校や語学学校の先生が、文法や少し難しい単語の説明をしたあとに "Does it make sense?" という形でよく使ったりもします。 "Do you understand?" と同じように「わかりましたか?」という意味なのですが、「理屈が通りましたか?」というニュアンスも含まれているのです。
わかったときは "Yes, it does" や "Yes, it makes sense" と答え、わからなかったときは "No, it doesn't make sense" と答えます。ちなみに「なるほどね!」と返したいときには "That makes sense!" と言ったりもしますよ。
他にも相手の話が複雑すぎたり、要領を得なかったりして理解できないときには、以下のような表現を使うこともできます。

I don't understand what you are trying to say.
あなたが何を言おうとしているのかわかりません。
I don't get it.
(言ってる意味が)わかりません。
I don't see your point.
あなたの(話の)要点がわかりません。

まとめ

冒頭でも書いたとおり、 "I don't know" や "I don't understand" を使っても相手に「わかりません」という意志を伝えることはできます。ただし、上記でご紹介したフレーズを使えば、様々なニュアンスを正確に表現できるため、具体的に何がわかっていないのかまでをキチンと伝えることができるのです。
きっと、よりスムーズなコミュニケーションが取れるようになりますので、皆さんもぜひ今回紹介したフレーズを活用してみてくださいね。

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